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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

心の旅―遥かなるUK (4)

■ビアトリクス・ポターとヒルトップ■

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ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポター夫人が
絵本の印税で購入し晩年を過ごした2階建ての家、それがヒルトップでした。
イギリス・カンブリア州の湖水地方のエスウェイト湖畔の
小さな村ニア・ソーリーにあり、現在はナショナル・トラストによって管理され、
一般公開されています。
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この辺はナショナルトラストにより保護・管理されている施設や自然が多く
当時の様子を守るために、厳しい規則や撮影禁止などのルールを決めています。
このヒルトップもそんな古き遺産ひとつで、内部は撮影禁止になっていました。
中央の玄関から中へ入ると、とても薄暗く石壁と石畳のリビングがあります。
この建物部分は17世紀末に建てられた物だそうです。
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まわりは本当に大自然の緑と素敵なお庭、
そして自然の動物たちの居心地の良い住処でした。
ヒルトップの前庭に住んでいるうさぎちゃんを発見!
本当にピーターラビットみたいです。^^❤
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西側の部分は1906年に農場管理人の住まいとして増築されたものだそうです。
この辺りの風景が彼女の絵本にも頻繁に登場するようです。
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どの風景も温かみにあふれていて、
こぶたのピグリンやひげのサムエルの場面に出てきそうです。
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「あひるのジマイマのおはなし」の一場面に出てくる畑も実存し
今はかぼちゃやトマトが植わっていました。
中は撮影禁止なので、写真が撮れませんでしたが
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「ビアトリクス・ポターとヒルトップ」
という文献から拝借した
写真そのまんま
そのまんまの階段があり、
何となく嬉しくて大騒ぎしていました。
とにかく細々としたものをコレクションするのが
好きな人だったみたいで、特にドールハウスの小物コレクションは圧巻でした。
今もありますがピーターラビットのドールハウスの初期のものが展示されており
どれもこれも可愛いくて欲しくなりました。
古い中国や日本の陶器や雑貨など、
珍しくて可愛いものもいろいろ集めていたようです。
またリビングの暖炉の周りにはいろんなものを型どった栓抜きが
ズラリと並べて掛けられいて、とても重厚でした。
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観光化に伴い修復されたり、
新たにコーディネートされたものも幾分あるような気がしましたが
充分にポターの世界を堪能できました。
こんなところで住んでみたいなぁ~と憧れはするものの、
先だっての子供の救急アクシデントを思い返すと
携帯も圏外になってしまうこの辺って・・・やっぱり不便そうですよね・・・
by budda88 | 2010-10-09 11:25 | 憧れのUK | Trackback | Comments(0)