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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

ジャワ影絵芝居 ワヤン・クリ 

元町の相楽園で27日(土)と28日(日)と
「にわのあかり2011~光と闇をあいたのしむ~」という催しがあり
最初友人と27日に会おうといっていたので
一緒に行けるかな~と思っていましたが、
彼女の勘違いで、27日が法事で26日に帰省ということで
一緒に行けませんでした。
でもどうしても行きたくて行ってきました。
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相楽園ではあちこちに和紙や、唐傘、かごや、
瓦、ろうそくなどを駆使した
アートな明かりが準備されていました。
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お昼14時に園内の旧小寺家厩舎に設けられた厩劇場で
ジャワのワヤン・カンチル(インドネシアの民話の人形劇)が
上演されたそうですが、用事で遅くなり、
これは見逃してしまいました。
ワヤン・クリの上演は18時からだったので
途中別の用事を片付けるために一時退園。
その間にすごい土砂降りの雨が長時間降ったので
残念ながら「にわのあかり」は中止になってしまいました。
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18時になって園に戻ってくると
ジャワの伝統的な楽器を使った
ガムランの準備が整っていました。
ワヤンの説明と今日の演題である「不思議な指輪」の説明
登場人物や見どころの分かりやすい説明がありました。

ワヤンとはジャワの音楽付き影絵芝居のことで
水牛の皮で出来た透かし彫りで作られた人形を巧みに操り
白い幕(クリル)に投影しながら演じられる
インドネシアの伝統芸能です。
上のような影絵ですが、
裏側から見ても人形が色鮮やかで楽しいです。
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この「不思議な指輪」というお話は
古代叙事詩「マハーバラタ」の物語に由来しているそうです。
ナレーションやセリフはダラン(人形遣い)のローフィットさんが
ジャワ語で語りますが、時々片言の日本語で語る場面もあり
ユーモアに富んだセリフに
会場中が笑いでいっぱいになりました❤
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ガムランは不思議な音色で、
会場中独特なエキゾチックな雰囲気に包まれます。
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最後は戦いの場面もあり
戦いに勝った主人公の人形たちも踊り、
実際のジャワ舞踏家の西岡美緒さんも登場して、
「ゴレ・ランバンサリ」という踊りが踊られ
ワヤンを締めくくります。
ゴレアン(舞踊家)西岡さんは、
最初は現地の人かと思うほどしなやかな踊りで
日本人と聞いて驚きました。
指先や体の線がまるで切り絵のように
繊細な動きなのにただただ見とれてしまいました。

で、「にわのあかり」は今日は中止。
濡れても大丈夫のものが少し残っていましたが・・・残念。
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by budda88 | 2011-08-28 02:37 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)