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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

「死」について

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実家方の伯母が糖尿病の末期合併症と闘い、
87歳の天寿を全うして、亡くなった。
水曜日はその伯母のお葬式だった。
体調はあまり良くなかったけれど、
検査の結果も良かったので、
今週はトライアルウィークで勤労者体験中の次男の
お弁当を作っといて、
朝7時過ぎの電車に飛び乗り、参列して来た。
もうひ孫もいる伯母だったので
従兄弟も従兄弟のお嫁さんも、
悲しいながらも
しっかりと介護し通した
満足感が伝わってくる良いお葬式だった。
お嫁さんが時々伯母に
ギターでツマ弾いてあげていたという「浜千鳥」を
式の最後に演奏したのが、
すごく印象に残りました。

今日久しぶりにお邪魔したサイトで、
そのサイトの常連さんの訃報を目にしました。
まだまだお若い方で、
子供さんもまだ幼くお母さんが恋しい年頃・・・・・・・・・
掲示板にそのお葬式の様子とかが報告してありました。
何だかとてもショックでした。
お棺のふたを閉める時にご主人が長いキスをされたことが
描かれていて、悲しくていたたまれない気持ちになりました。(;_;)

ちょうど身内の不幸と重なったので
ちゃんとTVとか見れなかったのですが
急性骨髄性白血病と闘っていた
本田美奈子さんも6日、帰らぬ人となりました。
あの華奢な容姿とあどけない笑顔、
「アメイジング・グレイス」の澄んだ歌声が
心に焼き付いて離れません。

全く違う三つの死・・・・・・・・・
乳がんと言う十字架を背負った私には
とてもリアルな不安であり、
目を背けられない現実なのです。

伯母の年までは自分の年の倍近く
生きなければ到達出来ない。
手間はかからなくなって来たとはいえ、
今の自分が子供を残して逝かなければ
いけないなんてことになったら・・・
とてもいたたまれないだろうな・・・・・・

最近常に「死」は自分にとって決して遠いものではない。
いつも死と隣り合わせだからこそ
今を大切に、自分も意思を尊重して生きたい。
尊厳ある毎日を送りたい。
自分の身の回りのひとりひとりの事を
もう一度ちゃんと見なおしておきたい。
Commented by sunfacesunface at 2005-11-12 00:43
ここ数日での、立て続けの死は相当堪えたことでしょう。
子供がいる…、自分のことより子供のことを考えてしまいますよね。子供を残して逝けない…、やはり、子供って生きる励みになってますね。

Commented by budda88な~♪ at 2005-11-12 13:09 x
重なる時は重なる<sunfaceさん
でも、伯母の場合はもうすぐ90歳という感じで「病気にも負けず、長生きされて、ご家族の介護もご立派でした」みたいな雰囲気が漂っていたので、やっぱり若い方が、不本意に亡くなる悲しみとはちょっと違うのですよね。
私なんて生きたくってもあんなに長生き出来ないよね(¬_¬)
子供は励みにもなるけれど・・・反対に心配したりすると免疫力を落とす原因にもなる。微妙です。シングルでもう20年近く闘病から無症状をキープされている方がいますが・・・やっぱり明るいし、前向き・・・自由だから元気なのかな?と思ったりしますが、友人や親族も大切にされている。微妙です。
Commented by easy-easy at 2005-11-15 02:14
すっごい、きれいなお花の写真。最期はこんな花に埋もれたいもんだー。近頃、脳天気な記事を書くと、その後に衝撃的な記事をみてしまったりする・・・。。。私、何を残せるんだろう・・・そんな風に考えたり、、、
Commented by budda88な~♪ at 2005-11-18 06:29 x
乳がんだからこそ、素敵な人生<easyさん
私もウキウキしたブログを書いていたら、悲しい知らせを聞いてショックを受けたり・・・私たちって、人生を大切にしたいって想いで素敵な事を普通の人よりイッパイ求めようとしてしまうけど、次の瞬間・・・病気の再発や死が隣り合っているみたい・・・これは健康だった時にはなかった不思議な感覚です。あ、そうそう「アエラ」読んだんですよ~♪また、ブログの方にもお邪魔しますね(^-^ )
by budda88 | 2005-11-11 23:13 | 生きるということ | Trackback | Comments(4)