Day by day 心にきざむ風景


人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう
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カテゴリ:心の琴線に触れること( 77 )

大エルミタージュ美術館展

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兵庫県立美術館に大エルミタージュ美術館展を観てきました❤
ロシアのエルミタージュ美術館は絢爛豪華
当時の宮廷の様子や衣装が緻密で
きらびやかで美しい筆致で描かれていました👀。
当時の女帝エカテリーナ2世の王冠👑をかぶって
戴冠式の衣装で写真を撮れるコーナーがあって、
みんな並んで撮っていました。
ちょっとだけ女帝気分でしょうか?
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by budda88 | 2017-11-14 07:06 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

ブリューゲルとボスの不思議な世界

ブリューゲルというと学生時代の美術の教科書では
中世の雪景色を描いた『雪中の狩人』のイメージが強く
ルネッサンス時代にフランドルの農村の風景を描いた画家
フランドル絵画の巨匠
みたいな浅い知識しか無かったのですが
最近、このブリューゲルに多大な影響を与えたという画家
ヒエロニムス・ボスのモンスターブームの盛り上がりと共に
(このボスの方はブリューゲルよりも
私には未知の画家さんだったんですが・・・)
農村画家ブリューゲルとは違ったもうひとつの一面が
クローズアップされ、各地で展覧会が開かれたことで
私にとっては今まであまり馴染みのなかった
不思議な世界と遭遇することが出来ました。
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知ってる人は知ってるけれど
知らない人は全然知らない不思議マニアックな世界。
今回大阪国立国際美術館にもう会期終了間際の休日に行くと
実に多くの人が興味を持って訪れていたのにびっくり!
ブリューゲルの名画『バベルの塔』には
その細密な筆致の本物の原画を求めて
多くの人が訪れていました。
なかなか原画を遠くから見ただけでは分からない
塔の周りに描かれた工事の様子やたくさんの人夫たち
宗教家たち、背景の海に描かれた船や遠くの山々など
拡大してどれだけ緻密に描かれているかも
詳しく楽しめるように展示してありました。
ブリューゲルだけでなく
当時の美しい宗教画も出品されていましたし
影響を与えたボスのかなりグロな作品や
当時のボス派の地獄絵図みたいな宗教画なども
たくさん出品されていて見ごたえがありました。
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唯一写真撮影が許されていたアーチスト大友克洋氏による
「バベルの塔」のアレンジ模写・・・本物の負けず劣らず
細密でリアルですごい作品でした。

美術館のレストランのコラボメニュー
バベル盛りのオムライス
タラ夫添え・・・ん?タラ夫って、何?


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このタラ夫はブリューゲルの傑作版画
『大きな魚が小さな魚を食う』
の端っこに出てくる奇妙な魚男の愛称で
最近のブリューゲルブームを盛り上げている人たちに
愛されているモンスターキャラらしいのです。
なんか・・・ちょっと気持ち悪いですよね(笑)

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この『大きな魚が小さな魚を食う』は
「強い権力を持ったものは、弱いものを支配し、
破壊することができる」ということわざの
大きい魚が小さい魚を順々に食べる弱肉強食を表しています。
でもこの絵の中では魚をたくさん食べすぎた巨大な魚が、
小さい人間にお腹を切られていて
「権力を振り回しすぎると最後には立場が逆転する」という寓話だそうです。
また「いくら大きくても知恵があるものには敵わない」
という意味もあるのだとか・・・
でも魚なんだか人なんだかよく分からないタラ夫が
端っこでお魚のおこぼれをこっそり頂戴していく姿は
何だか滑稽ですよね。変な奴!!!

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前出の大友克洋氏もそうですが
ボスやブリューゲルは現代のアーチストたちにも
多くの影響を与えているようで
絵本作家のヒグチユウコ氏も
ブリューゲルの『バベルの塔』を独自の世界で
描いています。
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梅田の蔦屋書店でヒグチさんの原画展があるというので
帰りに寄ってみました。

ちょうど10月のはじめに発売された『いらないねこ』という絵本の
原画展はとても可愛くて
その世界を表現した写真の撮影ブースも設置されていました。
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もともとブリューゲルというと
『雪中の狩人』しか知らなかった私が
『バベルの塔展』に足を運ぼうと思ったのは
春の兵庫県立美術館で開催されていた
『ベルギー奇想の系譜展』でブリューゲルやボスの作品に触れ
その奇抜さに驚いたからでした。
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その展覧会で映写企画されていた
映画『ブリューゲルの動く絵』を観たのですが
これはブリューゲルの作品
「ゴルゴダの丘へ十字架を担うキリスト(英語版)」の世界を
実写とCGで再現した体感型アートムービーで
ブリューゲルの当時の画家としての生活や
家族や子供たちとの日常も不思議な情景で描かれていました。
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今まで知っていたルネッサンス時代の他の作品より
どちらかというとかなり後に興ってくる
シュールレアリスムのようなシュールな作品が多く
特にヒエロニムス・ボスの作品は
何となくダリとかにも通じるものがある感じがしましたが
独特の宗教観や地獄のようなおどろおどろしさや
人間の心の闇を滑稽とも思える表現で
得体の知れないモンスターたちに宿して描いてありました。
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現代的で洗練されたシュールレアリスムよりもっと
人間臭くて残酷でおどろおどろしくて
気持ち悪い・・・(^_^;)
でも何だか憎めない滑稽さや悲哀に満ちた
寓話的で隠し絵のような面白さもありました。
上の会場玄関のパネルにある彫刻も展示作品の中にありました。
トマス・ルルイの彫刻作品『生き残るには脳が足らない』です。
『生き残るには脳が足らない』の実物は結構大きな彫刻で
色々な情報を詰め込みすぎた頭でっかちの人の末路を描いた
皮肉的な作品だそうですが、
とにかく重すぎる頭でっかちが
すごいインパクトで多くの人たちが
この作品に釘付けになっていました。

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最近の若いイラストレーターや漫画家さんたちには
このボスの世界のファンの人が増えているらしく
ボスの絵の中に登場するモンスターばかりの本を出版したり
愛着のあるモンスターをキャラクター化して
フィギュア―やTシャツやグッズにして販売していました。
ちょっと日本の水木しげるさんの妖怪ワールドにも
共通するところがある気がしました。
前出のヒグチさんの絵本の中にも
ボスの絵に出て来そうな不思議なモンスターたちが
出てくるのですが、
こちらはみんな本当に可愛くてピュア―で
登場人物たちと一緒に喜んだり悲しんだり
励ましたり支えたりと、
とても善良な動物や虫やモンスターたちで愛おしいのです^^

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by budda88 | 2017-10-11 06:13 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

手を伸ばせばそこに―山中湖からの富士



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いろいろな不安も浄化されそう
何か不思議なパワーがもらえそう
心に焼き付いて離れない風景・・・

夫が土曜からお休みだったので
知人のご紹介で素敵な場所を
教えていただいて一緒に訪れました。
手を伸ばせば触れそうなくらい近い富士山


以前子供たちが小学校か中学校の頃に一度
河口湖の方に行ったことがあるけれど
曇りで雲が多く、少しだけ見えて
すぐまた雲の中に見えなくなってしまったので
残念だったことを覚えています。

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あの時は富士宮から
氷穴や風穴、樹海を観た後
5合目まで行ったのですが
3合目ぐらいから、お天気が急に変わり
すごい暴風雨で、車のドアも開けられないくらいで
山の天候の変わりやすさと
大自然の力の凄まじさを家族みんなで
痛感させられました。

今回は三島から河口湖まで行き
河口湖から忍野八海を観て
山中湖へ。始めは小雨がぱらつき
富士山も曇ってあまり見えませんでしたが
忍野八海に着く頃には
次第にそのお姿を現わしてくれました。

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富士山を間近に望む忍野八海には
たくさんの湧水があり
透明度の高い美しい清水が
あちこちに湧き出ていました。

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湧水には不思議なパワーを感じます。
あらゆる生命の源の謎がそこには秘められている気がします・・・

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以前ブラタモリで、富士宮の浅間神社の湧水が
放送されていました。
富士のまわりにはたくさんの浅間神社があります。
今回は河口湖の浅間神社にだけ訪れることが出来ました。
もし叶うなら富士宮の方にも
いつか訪れてみたいな・・・




翌日は快晴!早朝から澄み切った空気の中に
凛とそびえる圧倒的な迫力の富士山
時を忘れる美しさです。

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早朝5時半には、まだ有明の月が残っていました。
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白鳥や鴛鴦、鴨などの野鳥が水辺に遊ぶ山中湖から望む富士山
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ただただ美しい・・・
心に刻むひとときをありがとう























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by budda88 | 2017-04-17 06:54 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

日本平-幻のような富士山に魅せられて

恋いこがれた富士山
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やっと時々刻々・・・
感じることが出来た週末
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闇と雲の向こう
どこにあるのかも分からない
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紫立つ早朝5時前の空
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日の出、思っていた方向と少し違う・・・
こちらが東なんですね
朝焼けと大きな太陽
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雲に隠れて見えないようで
目を凝らしてズームすると
山頂の影が見えます。
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7時前になると辺りが明るくなってきて
朝もやの向こうに薄ら輪郭が見えます。
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7時頃には雲が切れて
その姿がはっきりしてくる。
やっぱり周りの山々とは全然違う存在感・・・
その雄大さには心が無になります。
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毎日いろんな表情の富士が見れる地元の人たちが
うらやましいなwww

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真正面に見ながらお食事がいただける
ちょっと贅沢なお宿
すべての憂いや呪縛から解き放たれたような
ひとときをありがとう
















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by budda88 | 2017-03-27 01:11 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

映画『北のカナリアたち』


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最近はなかなか劇場に行けないので
結構頻繁にDVDをレンタルして鑑賞している。
大体1か月に邦画・洋画合わせて平均10本ほど
鑑賞しているのですが
最近すごく印象に残ったのが
少し前2012年に封切った
湊かなえ原作『北のカナリアたち』という映画でした。
(原作:「二〇年後の宿題」より)
阪本順二監督 主演は吉永小百合
ストーリーももちろん感動的だったのですが

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心に焼き付いて離れないのが
いつも回想シーンの中に出てくる
雄大な礼文島の利尻富士の姿でした。
そして北海道の厳しい自然
雪深い海辺の街・・・
川井郁子さんの奏でるテーマ曲
『追憶の海』のバイオリンが
利尻富士の美しさと共に
耳に焼き付いて離れない・・・
温暖な地域に育った私たちには
想像もつかないような厳しい
でも本当に美しい自然の姿。
思わず地図で調べてしまいました。



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北海道の小さな海辺の街で小学校の分校の教師を務める川島はる(吉永)は、
すぐに泣いて奇声を発するいじめられっ子信人(森山未來)の
声の美しさを他の生徒たちに気づかせ、
他の教え子真奈美、直樹、結花、七重、勇と一緒に
合唱を指導する事によって、いじめを無くし交流を深めていった。
しかし、ある夏の日、はるが生徒たちと行ったバーベキューで
予想だにしない悲しい事故が起きた。
その事故ではるは末期がんに侵され郷里で闘病していた夫を失い、
子供たちは心に深い傷を負ってしまう。はるは6人の教え子を残し、
後ろ髪を引かれる思いで島を去った。
20年後、東京で働くはるのもとに思わぬ知らせが飛び込んで来る。
6人の教え子の1人、鈴木信人がある事件を起こしたというのだ。
はるはその真偽を確かめるべく、
そして空白の20年間の思いを6人に伝えるため、
島に再び戻った。そこで当時の生徒たち一人一人に会い
絡まっていた糸をほぐしながら真実を明らかにしていく。
かつて分校の子供たちの成長した姿を演じる
宮崎あおい、勝地涼、松田龍平、満島ひかり、小池栄子の演技も
とても良かったけれど
事件を起こしたかつてのいじめられっ子信人を演じた
森山未來の演技が、吃音で不器用だが愛情深さが
にじみ出ていて何とも言えない悲哀を感じさせ
『モテキ』TVドラマ『Water boys』とかしか知らなかった私は
衝撃! すごい演技派だったんですね!

そしてやはり小百合さんの感情を抑えたような
あの独特の静かな演技も心にしみたし
夫役の柴田恭平さんの演技も
そして廃校になった分校で
先生と6人の生徒たちが再会するシーン
最後のシーンも心にしみました。

それと同時に生き残されるものの悲哀・・・
がんの末期症状に苦しみながらも
妻を遠ざける夫への妻の困惑と悲しみ
そのはるが目の前で被害者を殺され救えなかった刑事と
偶然出会う時、
生き残されるもの苦悩が交差する。
何だか切ない想いがいっぱいになる。
私たちがん患者は反対に残していく者への
切なさでいっぱいになる。

ふと以前書いた映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』
の感想を思い出した。
あの時、岩井監督はあまり乳がんの事を知らないのかな?
って思ったけれど
その後少し調べると岩井俊二監督は
2006年に敬愛する市川昆監督の生涯を
ドキュメンタリー映画として記録した
『市川昆物語』を発表されていた。
市川昆監督の妻和田夏十さんは
乳がんで闘病中も市川監督を支え続け
その様子は『市川昆物語』にも描かれているそうだ。
岩井監督が乳がんの辛さを知らないわけはなかった。
そんな風に岩井監督の足跡を調べてみると
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』も
全く違ったものとして感じられるようになった。




































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by budda88 | 2017-02-19 17:03 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

シルク・ド・ソレイユ『トーテム』




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連休、夫がゴルフ出張だったので、
ちょっとひとりで不安だったら
久しぶりに友人とも会いたいのでと
次男が帰省してくれることになった。
1日目は友人と久しぶりに再会して飲み会だったみたいだけど
2日目はずっと行ってみたかったシルク・ド・ソレイユに
一緒に観に行ってくれて楽しかった^^
シルク・ド・ソレイユは
日本では1992(平成4年)から公演が行われていて
当時はまだ子育て真っ盛りの私は
TVで報道されたものを観るぐらいがやっとだった。
その摩訶不思議で人体の極限を究めるような
演技の数々はメディアでも話題になっていた。
『サルティバンコ』『アレグリア』『キダム』
『ドラリオン』『コルテオ』『クーザ』
『オーヴ』といろいろなテーマや演出で
日本でも公演が行われていたけど
行ってみたいなぁと思いながら
なかなか行く機会が無かった。
でも今回観に行くことが出来た。
初めての体験。
会場は思ったよりも近くにステージが客席に包まれるように
不思議な造形で私たちを出迎えてくれた。
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どんな風になってるのか?
命綱もネットも見えないのに
不思議で幻想的な世界が
繰り広げられていく。
それはメルヘンだったり、人類の進化を象徴したものだったり
インディアンの神秘だったり
急に現代的な若者のロックな世界になったり
科学的な未来や宇宙にまでイメージを広げたり
いろんなテーマがプロジェクトマッピングの幻想的な舞台と
溶け合いながら展開していく。
空中を浮遊する人体が高速回転をしたり
その柔軟で強靭な肉体の極限を感じさせる演技
不思議な光に輝く衣装と不思議なメイクの一団の
ロシアンバーを使った妙技も圧巻でした。
客席はただただ歓声とため息の渦
そして客席にどんどん入り込んで
観客に絡んでくる道化たちも愉快で
いやぁ・・・こんな世界があったんですね。

劇団四季の『ライオン・キング』も
観たい観たいと思っているうちに終わってしまった。
この『トーテム』もこの10月で
大阪公演は終わりなので、ほんとギリギリでした。
人は誰でも観たいものを観れたり
行きたい所に行けるわけではないけれど
自分にはあまり縁がないと思っていた所にも
行ってみると、たくさんの人が来ていて
何度も観たり、今までもずっと来られていたりする。
世の中にはつくづくいろんな場があり
それぞれにその場所を愛する人たちがいるんだな、と思う。
その日は帰宅してからお鍋で温まり
翌日早く帰って行った。
友人にも会いたかったからだろうけど
シルク・ド・ソレイユ、付き合ってくれて
次男にThank you~(●^o^●)

世の中は広くても自分の居場所は限られている。
でも、こんな風に非日常的な体験は貴重だ

人が付加価値を感じるものは
みんな十人十色
私のように支離滅裂な感動を求める者もいれば
雑多な楽しみより自分の仕事や任務を
全うすることを何よりも大切にする人もいて
その人たちは立派です。
たくさんの仲間たちと共にすることに
最上の喜びを得る人もいる。
ただ静かに祈ったり信仰や哲学を語り合う方が
幸せな人もいる。
黙々と学んだり自分の技を高めたり
たくさんの本を読み思慮を深めたり・・・・・・・・。
限られた時間をどんな風に使うのかは
みんな違う。
どんなに世の中に素晴らしいものや
面白いものが存在していても
自分が死んでしまえば『無』
今、心が感じれるものを大切にしたい。

ささやかな自分の義務や仕事をはたしながら
少しずつやりたかったことを実現し
身体の不調をいたわりながら
日々暮らしていきたい。












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by budda88 | 2016-10-10 20:00 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

映画『ハドソン川の奇跡』

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2009年1月15日極寒のニューヨーク上空850メートル。
155名を乗せた航空機をバードストライクによって
突如襲った全エンジン停止事故。

160万人が住む大都会マンハッタンの真上で、
制御不能の70トンの機体は高速で墜落していく中

当時の機長は機体を必死に制御し、
近くのハドソン川に着水させ乗員乗客155名全員無事に生還させた。

彼は国民みんなに英雄として称賛されたのだけれど

そのうち彼の判断をめぐり国家安全運輸委員会の
厳しい追及が始まった。
社会派映画監督として老年になっても頑張り続けている
クリント・イーストウッドのメガホンで描かれた実話の再現。

事故機が高層都市を低空飛行する場面は
9.11の悪夢を思い出して身震いしてしまった。
奇跡の実話は9.11のトラウマへの癒しのように思えた。
全ての乗客の命を救ったのに
なぜ彼が裁かれなくてはならないのか?
何よりも大切な命を救ったのに!

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機長演じるトム・ハンクスの
感情を抑えた寡黙な演技に静かな感動を覚えます。
現代社会で人の安全を守るために
どれだけたくさんの部門のスタッフたちが
時々刻々関わっているかが無条件に伝わってきた。
地味だけれど心に迫る作品でした。




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by budda88 | 2016-10-10 13:36 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』

映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』のDVDを観た。
レンタル家族・・・不思議なテーマ
でも核家族化、家族の解体が増えてきた現代社会では
現実にもありそうな話に思えてくるから不思議。
黒木さんの透明な危うさがそんな時代を
戸惑いながらも真っ直ぐに淡々と生き抜こうとする姿に
何だか静かな感動をおぼえた。



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主人公の皆川七海(黒木華)が
レンタル家族の仕事を通じて知り合った
自由奔放な謎の女性 里中真白(Cocco
彼女は最後まで治療は受けずに自らの仕事を全うして
乳がんで死んでいく。

ストーリーや映画の評価とは別に
乳がんで治療を受けずに死んでいくとはどういうことなのか?
この映画ではストーリー展開の設定として
「乳がん」という病気になっていて
その症状には全く触れていない。
ただ体重が減り消耗し美しく死んでいく。
あんな風に眠るように死ねるのなら
無治療もいいなぁと思うけれど
実際はあんなものではないだろう・・・・・・・
あまりこの映画の夢のような透明感からは
考えたくない現実です。
第一にプライマリーも再発時も
しっかり標準治療を受けてしまった私には
絶対に成れない境地なのです。
実際はどうなんだろう?
それでも罹患から10年再発なく暮らせたことには
やはり感謝しなくては・・・
でも今回はどうだろう?
私にとっては辛い1年半だったけれど
今回はどうだろう?
受けないよりは受けた方が良かったのか?
受けても受けなくても結果は変わらないのか?








































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by budda88 | 2016-10-10 12:10 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

昔物語を想い歩く

最近、歩くのが本当につらくなってしまい
少し歩いてもすぐ足の裏が水膨れだらけになるし
足指がどれも痺れて気持ち悪いので
ついつい「歩く」より「乗る」を選ぶことが
多くなって悲しかった。

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京都御所
夏より予約無しで一般公開となったので
いつか歩いてみたいと思っていた。
昨年から一年半の厳しい抗ガン治療で
足がすっかりポンコツになり
もうあまりたくさん歩くことは出来ないと諦めていたけれど
先日のあまり良くない検査結果で
何だかかえって
「もういいや・・・」って
吹っ切れた気がして
自分本来の脚力を取り戻したくなった。

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扉の向こうの初めての世界に踏み出すと
そこはお城とも神社ともお寺とも違う
皇居が出来る前に何百年と
日本の代々の帝や御公家さまの世界だった所。


痛ければ休めばいいし
歩けなくなったら救急車を呼んでもらえばいい・・・
そう思って歩きはじめたら
学生時代に学んだ『源氏物語』や
古文や日本史の授業で学んだような呼び名が
あちこちに散りばめられたその広大な
帝の御所の秘めたるパワーのおかげか
こんなポンコツな私でも
歩くことが出来ました。

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「源氏物語」にも出てくる御車寄
昇殿を許された者が正式に参内する時の玄関。
金箔と檜皮葺の屋根は美しい反りを描いて優美です。
当時はここに権勢を競うように
豪華な装飾が施された牛車が寄せられたのかしら?

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即位の儀など重要な儀式を行う最も格の高い正殿紫宸殿
東に右近の桜、西に左近の橘が観える。
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やはり「源氏物語」にも
その名がよく出てくる清涼殿
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左に漢竹
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右に呉竹

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美しく奥深い趣は
いろいろな角度から四季折々に
楽しめそうな回遊式庭園
御池庭。
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建物のあちこちに
金箔や優れた筆致の絵が施されていて
ただただすごい・・・
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しかし・・・皇居もそうだったけど・・・
広い





すごく疲れたけれど
台風加減で爽やかな涼しさだったので
気持ち良かった。
足の裏はまだ治りきっていなかった水ぶくれの上に
また水ぶくれが出来てしまった。
少し胸がドキドキしたけれど
「救心」をお守りに握りしめて
歩ききって深呼吸して
ゆっくり休んで
脚や足指をさすってマッサージして
身体の隅々に感謝した。
一緒に歩いてくれてありがとう。と
いま、私の歩行や呼吸や思考を支えてくれている
私の細胞や組成や私の構成要素すべてに
感謝をささげる。
問題は何も解決していないけれど
心は病の呪縛から
少し解放された気がした。






























































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by budda88 | 2016-09-20 00:21 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

マイ・フェア・レディ


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先週末のお休み、もうすぐ夫の誕生日なので
梅田芸術劇場へ『マイ・フェア・レディ』を
観に行きました。
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『マイ・フェア・レディ』は
何10年も昔にオードリー・ヘープバーンの映画を観ましたが
生のステージを観るのは初めて
ミュージカルをこんな風に観るのは何10年ぶりでしょう・・・
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主役のイライザは真飛聖さんと霧矢大夢さんのWキャストでしたが、
この日は真飛聖さんのイライザでした。
以前TVの『相棒』シリーズで水谷さんの相棒を務めていた
寺脇康文さんがヒギンズ教授役
ピッカリング大佐には田山涼成さん
イライザの父ドゥーリトルは松尾貴史さん
ヒギンズ教授の母役には高橋恵子さん
他にも宝塚やミュージカル界のベテラン俳優さんが
しっかりと脇を固めて見ごたえのあるステージでした♡
寺脇さんがこんなに歌もダンスもお上手なんて知らなかった^^
映画とはまた違った面白くてダンディなヒギンズ教授で素敵でした♪
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この日はステージの後にトークショーもあり
真飛さんも素敵でしたが
高橋恵子さんがすごくお綺麗でした。
田山さんもとても面白い楽しいトークでした。
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オード―リー主演の映画はずっと昔に観たきりなので
もう一度見たくなりビデオ屋さんに借りに行ったら
どれも貸出し中だったのでびっくり\(◎o◎)/
今でも人気のあるミュージカルなんですね。

病気の事も忘れて呑気なと思われるかもしれませんが
私はこんな風にしか生きれない。
多分ずっと、その時が訪れるまで。





















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by budda88 | 2016-08-28 08:23 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)

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