2009年 10月 04日
輪唱QOL 兵庫の会 2009
輪唱QOL 兵庫の会 2009に参加してきました。
昨年はピンクリボンの行事とバッティングして参加できなかったので
何だかすごく久しぶりの参加という感じでした。
2007年輪唱で体験談を話された故土江絵美さんの書籍
「ずっとママでいたい」を販売されていたので、買う。
この本の売り上げはNPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が
設立した乳がん患者遺児への基金「J.POSH奨学金まなび」と
「QOL輪唱兵庫」の基金への寄付になるそうです。
私は2007年は子供のバザーがあったので主治医のお話だけ聞いて
他のお話はちゃんと聞いていなかった。と思っていて
「そんなことないよ。聞いたじゃない。」というHAMAさんの言葉に
「い~え!聞けなかった。」といい張っていましたが
ブログにはしっかり感動した感想を書いていました。HAMAさん、ごめん( _ _ )
最近物忘れが多いなぁぁぁ~
◆2007年輪唱
◆2006年輪唱
◆2005年輪唱
つくづくブログの記録は役に立つな~ぁと実感。
恒例の色彩コーディネーター光岡先生の色彩についてのお話『医色同源』は
お洒落だけでなく、毎日の食事でも彩のバランスをよく考え
赤のもの、黄のもの、緑のものと偏りなく摂取すること。
また、インテリアや身の回りのものの色などもバランス良くすることにより
情緒が安定し、運気がアップするというお話でした。
心の偏食をなくして、心身の健康を促進していくことはとても大切!
と結構参考になりました。
そのあとの体験者発表では
新しい乳がんコミュニティを立ち上げた廣田さんの
「大阪のクチコミ・パワー」のお話と
治療中もたくさん仲間に支えられて
フルタイムの仕事を頑張り続けた恵本さんの
「たくさんの支えを得て」というお話を聞きました。
恵本さんが仕事と治療や家庭を両立してこれたのは
本当に多くの人に支えられてのことだったのに
一部の人から「強いわね」という心ない言葉を受けるたびに
くじけそうになったと辛そうに語られたのがすごく印象に残りました。
人は一人ではないという事を、病気を通じて
痛烈に実感されたというエピソードにはとても共感を感じました。
あと、HER'Sの井ノ原さんのリンパ浮腫に関するお話もとても参考になりました。
また神鋼病院形成外科の奥村先生の
「リンパ浮腫にたいする手術治療の可能性」は初めて聞くお話で
今まではなかなか成果が上がらず、悪化するケースも多かった分野が
リンパ管細静脈吻合術というスーパーマイクロサージャリー技術によって
画期的に進歩し、改善されたという情報はとても興味深かったです。
でも、私の単に太った二の腕は治らないのよね_| ̄|○ がっくり・・・
また、最近の乳房再建の実際についての新しい情報も
ちょっと聞けたので、再建に興味のある人には有効だったと思う。
あと、兵庫県立がんセンターの高尾先生の新薬「タイケルブ」についてのお話で
午前中のプログラムは終了。
患者会のみんなとランチした後、午後の部は埼玉県立がんセンターの
病理診断専門医 黒住昌史先生の
「病理情報で決める最近の乳がん治療」のお話と
専門医の先生方(あけぼの兵庫の顧問医・私の主治医の先生方)を
パネラーにした「悩みや疑問の相談コーナー」など
たっぷりじっくりとお話の聞けた一日でした。
昨日10月3日は中秋の名月だったそうですが
今日もお月さまはまんまる………風情のある秋の空模様でした。
by budda88
| 2009-10-04 23:43
| breast cancer
|
Trackback
|
Comments(0)