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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

心の旅―遥かなるUK (5)

■コッツウォルズ地方■

もっと居たいと思った湖水地方を後にして、
4日目はイングランドのコッツウォルズ地方を目指す。
今回の陸での移動はほとんど貸し切りバスなので結構ゆったりとして、
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最初は安野光雅さんの「旅の絵本」のような田園風景に
感嘆しまくっていましたが、途中からは夢うつつ
眠っては起き、羊の群れを見たと思うとまた眠ってという感じ。

中世には羊でとても潤い裕福だった18世紀の豪商のお屋敷、
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マナーハウス「ヘイスロップ・パーク」でランチ。
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それまでの素朴なカントリーサイドから急に華やかな雰囲気になったので
ジーパン姿はちょっと浮いた感じで落ち着かない。
気がつくと、添乗員さんや旅慣れた熟年のご夫婦などは
知らない内に小マシなジャケットなど羽織って
お洒落モードに変身していました。が~んΣ(,,゜∀゜,,;)
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とにかく広いお屋敷で、重厚な木彫りのビリヤード台や
遊戯道具の置かれたホールもあった。
ランチの後、コッツウォルズの村々のひとつボートン・オン・ザ・ウォータへ。
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イギリス好きの友人にここから絵葉書を出した。
コッツウォルズというと蜂蜜色の石を使った可愛いお家が有名だが
もっと田舎の街だと思っていたら、ボートン・オン・ザ・ウォータは結構大きな街で
観光客であふれかえり、日本人もたくさん来ていた。
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本当にどの家どの店も統一された可愛い蜂蜜色の石で出来ていて
石垣や石畳もこのあたたかい蜂蜜色なので、
何か居心地のいい感触の街だった。
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こんな風にあちこちに路地があり、迷路のようで面白い。
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大好きなウィリアム・モリスが「英国で一番美しい街」と
賞賛したバイブリーにも行ってみたかったけれど
今回のツアーのコースには入っておらず残念でした。
もう生きてる内には行けないだろうなぁ~
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お土産物屋さんのたくさん並ぶ通りにあったキャンディショップ。
可愛い色とりどりのスイーツ!ここは子連れのお客さんでいっぱいでした

■ストラットフォード・アポン・エイポン■

さて、この日最後に訪れたのは、偉大な劇作家シェークスピアが生まれ
そして生涯を閉じた都市、ストラットフォード・アポン・エイポン。
中央にエイボン川が流れる美しい街でした。
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チュダー調建築の個性的な街並み、木や漆喰を使った古い家々です。
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そして「お気に召すまま」の道化の像のある通りには
シェークスピアの生家がありました。
すごく古い感じで、窓ガラスが小さくて・・・
本当に古いガラスというのが印象的でした。
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ロイヤルシェークスピアシアターの旧館。
その横に、すごく近代的な新館が建築中でした。
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シェークスピア像は絵に残されている顔よりも普通のおじさんって感じです。
この人があの機微にとんだ人間の側面を戯曲に描きあげた偉人なのです。
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生きるべきか、死すべきかそれが問題だ。
そんなこと悩むなんて贅沢ですよ(゜▽゜;)
でも、その苦悩をシリアスに表現したハムレットの像
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マクベス夫人、お顔がコワイです~ぅ(¬_¬)
人の心の奥に潜む邪悪な部分にそっとささやきかける魔性の女性です。




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うぅぅゲロゲロ、どうしちゃったんですか?すごい形相ですが・・・
これは何の登場人物でしょう?
(子供撮影)右端っこに小さく写っているのが私です。
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軽快なバイオリンの中世的な音色が聞こえてきました。
こんな感じでいろんなストリートミュージシャンがあちこちで演奏していました。

その日はシャルレコート・フェザント(キジ)というホテルに泊まりました。
なぜかここではダブルの部屋が用意されていて、
「ここで寝ろって言うのかよぉぉぉ!」と子供と二人で大騒ぎ!
頼もしい添乗員さんにホテルに文句を付けてもらい、
ツインに変更してもらいました。
ホント、こんなことも英語で交渉するのは個人旅行では一苦労です。
by budda88 | 2010-10-11 00:03 | 憧れのUK | Trackback | Comments(0)