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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

ブログについて

やっと少しずつ
8月の初旬に旅行に行ってから9月、10月と、休みも行事があったり、慣れない仕事に疲れて、なかなかブログが更新できませんでした。煩雑な日常茶飯事の繰り返しの中でもう記憶が薄れていくので、何とか頑張って形にしておこう!と扁桃腺が腫れてダウンしたおかげで堰を切ったように書き進むことが出来ました。でも細かいことは「どうだったっけ?」と思い出せず、時系列を無視して記憶がごちゃまぜになっているのを、旅のスケジュール表に書き込んだ乱筆のメモを解読しながらまとめてみました。
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ブログの効能

術後5年を迎え、先日も反対胸のCT検査をして来ました。11月にはエコーを受けます。今のところ、術後の経過は順調で異常はありません。異常がないというと、何もないようですが体の不調はいろいろあるのです。前にも書きましたが最初の1年は患者会もロム会員だったので、なかなか行事にも出れず、本当にいろんな不調の中にどっぷり浸かってしまっていました。そんな時に書き始めたブログも5年になります。最初、毛もなく、ウィッグをつけてもなかなか馴染まず顔の目の下などの皮膚の薄いところは副作用のかぶれで黒くなりお化粧もヒリヒリして出来ないので、本当に外へ出るのが憂鬱でした。最初に元気になれたのは、乳がんブログ仲間のオフ会でした。それも皆が楽しく交流しているのをブログで読んで、コメントで交流することで段々孤独から脱却することが出来ました。最初はそんなささやかなことがとても大きな支えになったのです。勇気を出してオフ会に行くと、今まさに闘病中で、同じように髪がなかったり、副作用の不調真っ只中の仲間で、元気になれました。みんな闘病中でもいろんなことにチャレンジしとても病気にも研究熱心でした。とてもエネルギッシュにオフ会とかで交流されていましたが私はそのほんの端っこに時々しか参加できず、乳がん以外のこととも闘っていました。そんな中で患者会の行事にも頻繁に出れるようになりました。今から考えると本当に懐かしい思い出です。
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たくさんの分かれ道
最初に遭遇した分かれ道は初めての乳がん仲間との別離 ハミングバードさんの死でした。まだあったことは一度しかなかったので、あまりの突然の死はショッキングで、怖くて悲しくて誘われたお葬式にも参列できませんでした。今も心に深く残っているのは神戸のオフ会で出会った時のハミさんの笑顔です。
分かれ道は死別だけとは限りませんでした。活発に交流するいくつかの派が、大きく分かれ、どちらか?と選ぶことも出来ず少し距離を置いて、時々あたりさわりない書き込みだけしていました。もともとがなかなかオフ会に出れないことが多かったので、互いの行き違いに共感できなかったからかもしれません。そして輪唱の会や患者会、勉強会、RFLなどとの出会い。ぶげままさんやいっしーさん、大原まゆさんの死。ブログを長く続けられている人も乳がん以外の新しいことに打ち込まれたり、新しい仲間が出来たり、ブログから遠ざかられたり・・・・・反対に私よりももっと広い視野でがん全体のことを考えもっと問題意識の強い仲間との交流へと活動の場を広げていかれた方もいます。

私自身のブログは、最近はすっかり日記化して、乳がんの話題は少なくなっています。
でも考えてみれば術後年月を経て、それはそれで自然なことなのかもしれません。
自分自身で出来る範囲で、この乳がんという自分の運命と
共存していければそれでいい・・・今の私はそう考えています。
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顔の見えない謎の書き込み
最近、よくコメント欄に謎の書き込みが入ります。ブログのオフ会で耳にしたことがありますが、自分のブログにはあまりなかったので良く分からなかった・・・でもその内意味不明の英文の書き込みが入るようになり、英文でレスしたりしていましたが、どうもおかしい!ブログ仲間で「毎日変なこと書き込まれて嫌!」と憤慨して意地になって削除するのが日課!と言っている人がいましたが・・・うちはあまり書き込まれていなくてよく分からなかった。ところが少し前から更新が遅れていると卑猥な書き込みが増えてきました。最初は削除はしてもこんなことを書く人が読んでいるなんて・・・と更新するのが嫌になりました。でも、あちこちのブログを見ると結構あちこちに同じような文章が書かれている。なぜこんなおかしな文章をいちいちあちこちのブログに書きまくっているのかしら?特に更新されなくなったブログには山ほど同じようなことが書かれている!?????何だろう?気の毒な書き込みに埋もれているブログは、ブログマスターが削除するのも嫌でネットを遠ざかってしまったのかしら?ただのいたずらではなくて何かネット上の駆け引きのためにスパムメールのように一斉書き込みかコピペ配信してるのかしら?そう思うと負けたくない気分になってしまいます。
最近は「意地になって削除してる」と言ってた人みたいに、見つけると黙々と削除するのが日課になってきました。顔の見えない嫌がらせはとても悪質です。やられた人間は「ああかしら?こうかしら?」と苦しんでいる内に身の回りの人まで疑い人間不信に陥ってしまいます。目に見えない犯人に苦しんでいる姿を想像しながらこんな行為をしていると思うととても卑劣で許せない気がします。悪質な書き込みに悩まれている方は、どうかこんな卑劣な行為に負けないでください。でも、アクセス自由と言うネットの特性から考えると不可避なことで、
甘い認識で続けるな!という警告なのでしょうか?
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by budda88 | 2010-10-11 09:10 | breast cancer | Trackback | Comments(0)