2013年 03月 05日
満ちる月、欠ける月
2月26日は満月だった。お仕事の帰りにパチリ!
以前は満月というと秋の「中秋の名月」しか興味なかったけれど・・・
考えてみれば、月は日毎に満ち欠けして、その姿を変えるんですよね。
月の満ち欠けは地球と月と太陽の位置関係によって決まります。
月は地球の周りを公転しているので太陽に照らされた部分が変わり、
地球から見た月は劇的な満ち欠けを繰り返します。
新月(朔)から三日月、上弦(半月)とふくらみ望(満月)を迎え、
以降次第に欠けはじめ下弦(半月)となり、さらに欠け再び新月を迎える。
この新月から次の新月までの満ち欠けの周期を朔望月と呼び、
その周期は約29.53日。
この朔望月が太陰太陽暦(旧暦)の一カ月の基本になっています。
一日に0.53日という端数を付けることはできないので、
太陰太陽暦は小の月(一カ月が29日の月)と大の月(一カ月が30日の月)で
あまり考えたことがなかったのですが・・・
毎月の「月」という呼び名も
このお月様の満ち欠けからきているんですね・・・そう言えば。
月の一巡り、新月から次の新月まではほぼ30日間。
これがそのまま一ヶ月という時の単位になったそうです。
英語の「MONTH(一ヶ月)」も語源は「MOON」からだそうです。
ほぼ毎月、その季節季節の違った満月がある。
ちなみに2月の満月は
冷え渡った夜空に青白く凛と輝く寒月でした。
3月は12日が新月、27日が満月・・・・・・・・・・・
春のはじめに、月がどんな表情に変わるのでしょう?
by budda88
| 2013-03-05 07:32
| 四季の移ろい
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