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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

桜花吹雪のたつの

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先週末の6日、7日の武者行列があるというので
扁桃腺が腫れてちょっとボロボロだったけど
市販の薬、辛い喉からくる風邪に効くというルルアタックを飲んで
トローチをなめながら、
なぜか春の嵐、暴風の中を実家のある龍野まで行って来た。
昨年米寿を迎えた母は最近デイサービスに行くようになりました。
本当はもっともっと行けるといいなと思うけど
なかなか行けなくて申し訳ない。
この日は久しぶりに母や姉や姪としゃぶしゃぶ鍋をして
いろんな話が出来た。
(上の姪は仕事があり新入社員歓迎会で
残念ながら不在・・・彼女はいつも忙しいのです)

次の日は風はかなり強いものの
カラリと快晴で気持ちの良い日曜日になりました。
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姪たちが小さい頃は鎧をつけて参加していたなぁぁ
最近はこの武者行列も全然見に来れなかったのですが
久しぶりで懐かしい・・・。10年ぶりくらいかも・・・
ちびっこ武者さんたちはみんな元気で可愛い❤
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風が強いので武者の扮装は大変だと思いますが
桜花吹雪が舞い踊る中での武者行列も風情があって綺麗でした。
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母はあまり歩きまわれないので、写真だけ撮って帰りました。
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行っても少し食事を作ったり、いろいろ話をするだけで
翌日の夕方にはまた帰らなくてはなりません。
兄貴の代わりなんて出来ていないなぁと思いながら
これが自分にできる精一杯で・・・切ない思いでいっぱいになる。

帰りに同級生のCafeに寄ってみた。
随分前から一度寄ってみたいと思いながら
なかなか寄ることが出来なかったお店
彼女は忙しそうだったけど、
すごく親しかったわけでもない私を気さくに迎えてくれた。
随分長い年月が流れてしまったなぁぁ
思慮深そうな面影は昔のまま
娘さんはアートのお勉強で渡仏されているそうだ。
いろいろな今までの活動の記録を見ながら
珈琲と自家製のケーキで少し意識を覚醒し
神戸への帰路に着いた。

いろいろな文化的な活動をされているようで
土曜日は企画に関係されているコンサートがありお会い出来なかった。
その代わりに土曜は醤油資料館で開催されていたアート展
「パラダイム〜無秩序という秩序〜」 を見てから母の家に行った。
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かつての醤油工場の建物、古いけれどしっかりとした渋い色合いの煉瓦
あちこちに残っている管や古い電球、樽や桶、柱や梁
古い趣きが、インパクトのあるアートと不思議とマッチしていた。
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暴風雨の中でも見に来ている人もいて
雨の中の古い建物には独特の雰囲気と懐かしい香りがした。
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違う棟で珈琲や醤油アイスでひと休み出来るコーナーがあったので
醤油アイスを食べていると、そこに陶芸が展示されていた。
どこかで聞いたお名前だなと思ってお店の人に聞いてみると
やっぱり同級生でずっと陶芸をされていて
少し前に回顧展をされたとか・・・・回顧展か・・・
もうそんなにずっと頑張ってられたんだ・・・

何だか、私・・・病気になったりして、浦島太郎になったみたいに
いろんな事から隔絶されていたみたい・・・・・・・
どの作品も温かみのある作品だったけれど
なぜかとても気になったこの作品
意外にリーズナブルだったのでゲットしてしまいました。
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桃色・・・いえ桜色?優しい色合いのかたつむり・・・・・・
帰って来てリビングに置いたら、何だかすごく愛着が湧いて
見るたびにホッとします。
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何でもないオブジェで文鎮にでもしようかな~♪と思って買ったのですが
何気なく違う角度から見ると
テーブルの上を本当に蝸牛のように這い回っているのではないか?
と、思うぐらい活き活きした表情を見せてくれるので
何だか驚きと増々愛着・・・・・・
決して著名な陶芸家ではないけれど
見るたびにいい作品だなぁぁと思ってしまうのでした。

バタバタとあわただしい時はふと蝸牛のゆったりとした気持ちに
スローダウンして、心をリセットしよう❤
by budda88 | 2013-04-07 06:04 | 四季の移ろい | Trackback | Comments(0)