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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

深く感動した影絵の世界

日曜美術館の再放送で影絵作家の藤城清治さんの特集を放送していました。
そう言えば・・・藤城さんと言えば、私たちは幼少の頃から
人魚姫やブレーメンの音楽隊など数多くの影絵を
NHKの放送などで見続けてきたのです。

子供のための影絵だけでなく
カルピスのCMなど数多くアドバータイジングのお仕事なども
手がけられていて、私たちにとっては
すごく懐かしい独特の影絵の世界・・・・・・・・・

何と、もう89歳になられているという!
だって、もの心ついた時からずっと見てきた影絵だものね。
この番組では最近手がけられている最新作
「風の又三郎」の制作現場に密着したものだったけれど
驚いた!とても89歳には見えない精力的な創作活動!
でもとても温厚で暖かい感じ・・・なんか・・・すごいな~

妥協なく、感性の赴くままに組み合わせ、工夫して
重ねて、色と光と影を紡いでいく・・・・
偶然目にした番組だったのに、夢中になって見てしまいました。

今もなお・・・というか年を重ねた今だからこそ
藤城さんの創作意欲はとどまるところなくあふれ出るようで
東日本大震災の被災地や、原爆ドームや
未曽有の災害や戦禍の爪跡をたどって、スケッチし
祈りを捧げるように、鎮魂歌のように作品を作り続けられていて
無条件に感動してしまいました。


今年の春、那須高原に藤城清治美術館が出来たそうですが。
生で見てみたいなぁ~とまたまた旅心が騒ぎ始めました。
by budda88 | 2013-09-04 02:57 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)