2014年 07月 06日
舟を編む
久しぶりに帰りにDVDを借りてきて
映画『舟を編む』を観ました。
良かったな~
辞書編纂の膨大な作業とストイックな積み重ねのシーンは
忘れていた何かを思い起こさせてくれる気がしました。
加藤剛さん演じる辞書編纂の監修リーダー松本先生の
「用例採集」と響き渡る声に何だか
心が引き締まりました。
辞書を作るって大変な作業ですよね。
言葉には本当にいろいろな意味があり
ニューアンスがあり
使い方によっていろいろな表情を
変える生物・・・・・・・・
その意味を限定し
分かりやすい言葉で説明し
適切な用例を選んで
言葉の持つ可能性を提供していく・・・・・・・・・
膨大な言葉ひとつひとつに
そのような作業を行っていくというのは
気の遠くなる世界です。
しかし映画でのまじめくんの下宿
早雲荘、いいですね~
外観は本郷5丁目辺りの古い家屋で
撮影されたそうですが
古き良き時代の懐かしい感触がたまりません~
屋内のこのレトロな造りはセットだそうで
残念ながら見ることは出来ませんが・・・
松田龍平さん演じる主人公「まじめくん」こと馬締光也を
みっちゃんと呼ぶ下宿屋のおばちゃん
よく見ると懐かしの渡辺美佐子さん
お久しぶりに拝見しました。
松田さん、何でしょうねこの感じ・・・
本当にいい味出してますよね~
猫のトラさんとの交流場面も
ほっこら和みます。
オダギリジョーさん演じるいかにも今風の同僚西岡との
ちぐはぐなやりとりも面白かった。
全く正反対の性格なのに
それぞれが辞書作りを愛し
良いものを作ろうと奔走する姿が素晴らしかった。
そして宮崎あおいさん演じる香具矢との
控え目でほど良い距離感を感じさせる
まったりした空気・・・・・・・
古風な愛の姿にも優しい気持ちになれた。
しかし板前という職を究めようとする香具矢と
言葉という領域を究めようとする馬締・・・・・・・・・
不思議な巡り合わせです。
何だか爽やかな感じの残る映画・・・良い映画でした。
奥様役の八千草薫さんとのワンシーン・・・・・・・
場面は少なく地味なのですが、
松本先生と奥様の夫婦の絆を描いたシーンも
なぜか心に温かい余韻の残るシーンでした。
そう言えば・・・亡くなった兄が好きだった
八千草薫さん・・・
年を重ねられても本当に何ともいえず
良い女優さんですよね。
最初に原作を読んでいたので
どんな風に実写化されるのかしら?と
興味はあったのですが・・・
また原作とは違った味わいに
仕上がっていて愛着のわく作品でした。
映画『舟を編む』を観ました。
良かったな~
辞書編纂の膨大な作業とストイックな積み重ねのシーンは
忘れていた何かを思い起こさせてくれる気がしました。
加藤剛さん演じる辞書編纂の監修リーダー松本先生の
「用例採集」と響き渡る声に何だか
心が引き締まりました。
辞書を作るって大変な作業ですよね。
言葉には本当にいろいろな意味があり
ニューアンスがあり
使い方によっていろいろな表情を
変える生物・・・・・・・・
その意味を限定し
分かりやすい言葉で説明し
適切な用例を選んで
言葉の持つ可能性を提供していく・・・・・・・・・
膨大な言葉ひとつひとつに
そのような作業を行っていくというのは
気の遠くなる世界です。
しかし映画でのまじめくんの下宿
早雲荘、いいですね~
外観は本郷5丁目辺りの古い家屋で
撮影されたそうですが
古き良き時代の懐かしい感触がたまりません~
屋内のこのレトロな造りはセットだそうで
残念ながら見ることは出来ませんが・・・
松田龍平さん演じる主人公「まじめくん」こと馬締光也を
みっちゃんと呼ぶ下宿屋のおばちゃん
よく見ると懐かしの渡辺美佐子さん
お久しぶりに拝見しました。
松田さん、何でしょうねこの感じ・・・
本当にいい味出してますよね~
猫のトラさんとの交流場面も
ほっこら和みます。
オダギリジョーさん演じるいかにも今風の同僚西岡との
ちぐはぐなやりとりも面白かった。
全く正反対の性格なのに
それぞれが辞書作りを愛し
良いものを作ろうと奔走する姿が素晴らしかった。
そして宮崎あおいさん演じる香具矢との
控え目でほど良い距離感を感じさせる
まったりした空気・・・・・・・
古風な愛の姿にも優しい気持ちになれた。
しかし板前という職を究めようとする香具矢と
言葉という領域を究めようとする馬締・・・・・・・・・
不思議な巡り合わせです。
何だか爽やかな感じの残る映画・・・良い映画でした。
奥様役の八千草薫さんとのワンシーン・・・・・・・
場面は少なく地味なのですが、
松本先生と奥様の夫婦の絆を描いたシーンも
なぜか心に温かい余韻の残るシーンでした。
そう言えば・・・亡くなった兄が好きだった
八千草薫さん・・・
年を重ねられても本当に何ともいえず
良い女優さんですよね。
最初に原作を読んでいたので
どんな風に実写化されるのかしら?と
興味はあったのですが・・・
また原作とは違った味わいに
仕上がっていて愛着のわく作品でした。
by budda88
| 2014-07-06 08:35
| 心の琴線に触れること
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