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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

震災20年に さまざまなドラマ

ORANGE~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~ 
『テレビ未来遺産 ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~』
阪神淡路大震災から20年… 命の最前線で闘った消防士100人
本日1月19日、9時から放送。
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以前、魂ラジにもゲスト出演された
舞台版ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~の
主演俳優である音尾 琢真(おとお たくま)さんが
1月17日の魂ラジに電話でメッセージを寄せられていた。

音尾さんは今回のTVドラマ版でも
楢崎克彦役で出演されている。

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また舞台版『ORANGE』が1月31日、
大阪の森ノ宮ピロティホールをスタートに
全国9カ所(大阪・東京・名古屋・高松・
新潟・郡山・仙台・秋田・札幌)で再演が決まったそうです。

この作品は当時救助に当たった
消防士100人以上にインタビューして作りあげられた作品。
今まで・・・神戸でも公演があったのですが
なかなか観に行くことができなかった。
震災20年を機に
オリジナルの舞台の方も観てみたいなと思いました。

震災当時、消防士や公共交通関係の人などは
自分の自宅が損壊したり
家族が被災している中でも
職務に就き、ご自分の家族より
職務を優先されている方が多く
ご家族もお母さんと子どもたちだけで
近所の人と励まし合いながら
電気やラインラインの断たれた
暗闇の損壊した自宅や避難所で
頑張っておられました。
あまりの被害の大きさに
重機を使っても、がれきの下の人が
なかなか救出できず
助け出された時にはすでに息がないという
絶望的な状況の中で
救出活動をされていました。
近所の小学校にはたくさんのご遺体が安置されていて
近所のお医者さんもボランティアで
救命に当たられていました。
長田地区ほどではありませんでしたが
一瞬電気が再通した時に
極寒の冬だったため電気ストーブが
再燃したからか
倒壊のひどい木造住宅から
火の手が上がりました。
遠くから黒煙を見ながらも
何もすることが出来なかった私たち・・・

当時は自分や家族の事だけで精一杯だったけれど
こんな風にいろんな角度から
あの時の様子を知ることは
震災20年の心のけじめになるような気がします。
このドラマのテーマ曲は
福山さんの『暁』。
大災害という抗えない状況と闘う姿と
オーバーラップしていく曲です。

またNHKで1月17日に放送された
「二十歳と一匹」も
ちょうど震災当時赤ちゃんだった主人公が
ひょんなことから災害救助犬のハンドラーを
目指すことになり、
いままで祖父母に育てられあまり考えなかった
震災で亡くなった自分の両親のことを
ひとつひとつ辿っていくドラマ・・・
災害救助犬NPOを立ち上げた上司もまた
震災当時消防士で、主人公の両親への想いと
シンクロしていくところが
何ともいえず胸に迫ってくるところが
あり、よいドラマだったと思う。
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http://www.nhk.or.jp/drama/hatachi/index.html
当時、あまりこのような災害救助犬のことは
知らなかった。フランスかどこか
海外からのレスキュー隊が
このような救助犬を連れ駆けつけているのを
見たけれど、
いま、このように日本でも
災害救助犬が育成されている現状を
初めて知った。
by budda88 | 2015-01-19 19:11 | 心の琴線に触れること | Trackback | Comments(0)