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Day by day 心にきざむ風景 人生いろんなことがあるけれど、今を大切に自分なりに生き抜こう

神仏と畏怖

こんな病気になってしまったり、いろんな心配事に遭遇したり
何か大きな岐路に立った時にいつも悩む事がある。
神仏との関わり方と、人知を超えたものへの畏怖の深さについてである。
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子供の時から身の回りにいつもいろんな信仰に取り囲まれて育って来た。
幼少の時は近くに天神さんがあり、同じ街で引っ越すと
城主の神社の厄神さんにもお参りをした。子供だから良く分からなかったけど
どちらも氏子だったかも・・・お祭りには御幣を作ったりして、くじ引き券ももらった。
幼なじみが祝言で巫女をする時に奥で奏楽のBGMをながす係を担当したこともある。
小学時代よく遊んでいた友達の家は金光教の教会で、金光まんじゅうをもらったし
別の幼なじみとキリスト教の日曜学校にも行った。(ポリシーのない子供・・・)
参加すると綺麗な天使のカードがもらえるからだ。
でもクリスマスの生誕劇では私は宿屋の女将さんの役。(親も知らないこの事実)
幼なじみはクリスチャンで洗礼を受けていたので天使役だった。
罰当りにも、天使になりたいためにキリスト教になりたいと駄々をこねたりした。
ちなみに家の宗教はバリバリ浄土真宗、お東さんである。
今はもう亡くなった親族の伯父伯母を筆頭に親族は熱心な檀家だった。
でも、私の郷里は城下町なのに門前町のようにたくさんお寺がある。
みんなお東さんの系列かな?と思っていたら、意外にいろんな宗派がある。
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本家の村にはお西さんの家も多いし、この宗派とは別にお大師さんも
別枠で信仰の対象で、お大師さんの日には違う親戚の人とお参りしたりした。
車に乗り出したりすると、初詣やお願い事には話題のご利益神社へと足を運んだ。
日本は本当に神仏の国である。お地蔵様もあちこちにあり、
うちにはあまり馴染みがないけどお稲荷さんやえびすさんにも誘われたりする。
学生時代はこんな日本の民間神話が好きで柳田国男とか熱心に読んだ時期がある。
私はつい色んなものと関わるけれど、目に見えない結界を侵しているのかしら?
乳がんになったのは何かの祟りかしら?・・・・・・
近年は陰陽師の世界にも心を惹かれたり・・・夢枕獏さま~

昔からの神仏だけでも多いのに、年頃になってくると知り合いや友人が
新しい信仰に入信したりする。創価学会や真如苑や幸福の科学、エホバの証人・・・
個人的には楽しい友人や知人、でも信仰の事を考えると悩むことがあります。
八方美人、ノンポリ、脳天気と非難を受けそうで辛いものがある。
ちょっと誘われて行ってみると、良いお話が聞けて、すばらしい出会いがあり
感銘を受ける。でも、自分の信仰として選べない。
お互い気まずくなるのは嫌だから・・・最近、はなっから信仰中立人宣言をしている。
不完全で不詳の私が、そんな宣言偉そうにと思わないで下さいね。
反対にそれぞれの信仰や真摯さに敬意を払ってのことなのです。
ご先祖様は大切に思うから、家族の宗教は大切にしたい。

「さわらぬ神にタタリなし」ということわざ通り、へたに関わらない方がいいのかなと
思うけれど、その部分だけをなかなか避けては通れないのですよね。
その人の良さが信仰に根ざしたものである時、おのずとそういう話題も増えてくる・・・
お願い事のある時にご利益のある神社にお参りするのは、
心も引き締まるし、やおよろずの神の国の日本的だと思いたい。
ちなみにご縁があって嫁いだこの家は天理教。今まであまり馴染みがなかったけれど
とても神さまを大事にされているので、家族の宗教として大切にしたい。
子供が小さい時から、だんじりとかの時遊びに行かせてもらっている近くの神社にも
子供が元気でいるだけで感謝を感じる。昨年の大晦日から新年に明けた深夜、
この近くの神社に子供と初詣に行った。「小さい時からたくさん遊ばせてもらったけど
今年は、こんなに大きくなって受験しますのでよろしく!」とお参りして来た。
こんな時だけ神頼み?って言われちゃうかな・・・
宗教の枠を超えて色んなものに関わってしまう私は
バチ当たりかもしれないけれど・・・・・甘い考えかもしれないけれど・・・
世の中には信仰の違いによって今もたくさんの抗争が続いています。
とても難しい問題で、なかなか確信をもって口にする事は出来ませんが、
祟り神を恐れるのではなく、おおらかな気持ちで、
宗教と共存していけたらいいなと思うのです。そう思ってしまいます。

と、何も出来ない私は他力本願な事ばかり書いていますが・・・
子供は自力本願を目指して頑張って!
Commented by merry at 2007-01-29 14:57 x
私の名前、出雲大社でつけてもらったんです。
父のほうの実家が信仰してたので親戚中、みんな出雲大社の先生が名づけ親です。だから小さいときから何か行事のときは行ってます。
母の田舎はまさしくお寺の町、高野山です。病気してからは家の近くの氏神様もお参りするようにしてます。
小さいときから神社やお寺になじんでるのか私はやはりお参りするとやはり落ち着きます。
でも私の誕生日はクリスマスイヴ。複雑でしょ。
お子様、合格したらいいですねーー!祈ってます。

Commented by ミルク at 2007-01-29 18:33 x
ウチの実家も浄土新宗だったと思う。
な~♪さんは、充分普段から感謝の気持ちを持って
暮らしてらっしゃると思うゎ。

私と比べたら・・・
Commented by budda88 at 2007-02-01 04:16
ご加護がありそう~<merryさん
出雲大社が名付けの親なんて、すごくご加護がありそうですね~
私は実は宗教とかに束縛されるのは苦手なんですが、
何だか神聖なものにはパワーを感じますよね~( ̄▽ ̄人)) 
でも、クリスマスイブがお誕生日って・・・素敵なようで・・・
確かに複雑ですね・・・私がママだったら、ついプレゼントとか
一緒にしちゃうかも・・・(´ ▽`).。えへっ

感謝の気持ちもどきかも・・・<ミルクさん
いえいえ、ミルクさんは正直で立派です。(⌒◇⌒)
私はまわりに宗教っぽい人が多いので
宗教に対して強迫観念が強いような気がします。
大らかな気持ちにリセットして
自分の心を守りたい。
by budda88 | 2007-01-27 11:11 | 生きるということ | Trackback | Comments(3)